スウェーデン式サウンディング試験詳細情報
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7. 計測上の留意点
1. 手動式と電動式の違い
電動式の回転機は一般に連続して回転し、手動式のように半回転毎に止まりません。このためか回転部分の地層では手動式よりも半回転数が大きく測定される傾向にあります。砂層では2〜5倍にもなることがあります。
また、機械毎に手動式とは違った測定値になる癖があるものです。測定値は手動式のものを原則としますから、これらの癖を把握して使います。
2. スクリューポイントの交換
すり減ったスクリューポイントは締まった土層に対しては貫通力が弱く、軟らかい土層では逆に貫入しやすい、など新品とすり減ったものとでは測定される値が異なります。
JISでも”最大径で3mm以上減ったものは使用しない方が良い”とされており、鉄板に30.3mmの穴を開けたスクリューポイントゲ−ジを作っておいてチェックします。
スクリューポイントはいろんなメ−カ−から販売されていますが,形や性能が少しずつ異なっています。スクリューポイントの形状の違いも測定結果に影響します。