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スウェーデン式サウンディング試験詳細情報

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1. 試験機と計測法について

図1

スウェ−デン式サウンディングの貫入抵抗部分は、スクリュ−ポイントと呼ばれ、図1※に示すように、,最大径33.3mm、長さ20cmでスクリュー状にねじれています。

図2

試験方法はJISA1221(スウェ−デン式サウンディング試験方法)で決められていますが、その概要を記せば次のようになります。

スクリューポイントをロッドの先端につけて荷重段階5,15,25,50,75,100kgfとおもりを順次重ねてゆき、このとき各々の荷重段階で貫入量を測定します。おもりが100kgfになっても貫入しなくなれば、回転を加え25dm貫入に要する半回転数を測定します。(図2)

本機は、スクリューポイント、ロッド(長さ1m、継足式)、載荷用クランプ(5kgf)、底板(クランプのめり込み防止用)、おもり(10kgf 2個、25kgf 3個)およびハンドルから構成されているものです。
100kgfでのおもり載荷による沈下および100kgf載荷で25cm貫入に要する半回転数より土の貫入抵抗を測定するものです。

サウンディング試験機具一覧表
試験機(主装備) おもり(10kgf、2個・25kgf、3個)・クランプ・先端スクリュー・同予備・ハンドル・ロッド(必要本数)・回転機・引き抜き機・底板(厚板15cm×45cmcm×2cm位2枚)
携帯品 スコップ・巻き尺・発電機・ガソリンポンプ・電工ドラム・雑巾・黒板・チョーク・工具一式(パイプレンチ1個・ロッド切り・バール・スパナ)・コンパネ・方位磁石・手帳・鉛筆・カメラ・予備フィルム・現場ファイル(資料)
服装 カッパ・防寒服・長靴・軍手・ヘルメット