ボーリング調査
ビルやマンション建築などの調査によく用いられる方法にボーリング・標準貫入試験があります。
先端に掘削用の歯が付いた管を地面に突き立て、機械で縦孔を掘る作業をボーリングといい、その掘削孔を利用して土の硬さを測定する試験を標準貫入試験といいます。
標準貫入試験は中空の円筒で掘削孔の底を打撃し、30センチ打ち込むのに何回叩いたかを記録する試験で、打撃回数が多い土ほど硬く締まっているということが判明する試験です。標準貫入試験で実測された打撃回数をＮ値といい、地盤の硬軟を表す目安になります。
円筒には貫入にともなって土がサンプリングされるので、地質や地層構成が手に取るように分かるのです。掘削した縦孔に溜まる水の高さを測れば地下水位も観測できます。
当社ではボーリング調査も行っております。
ボーリング調査ではスウェーデン式サウンディング試験では不確実であった地層をさらに詳しく調査出来ます。ボーリング調査は西日本各地、及び九州全域で行っておりますので詳しくはぜひお問い合わせ下さい。
ボーリング柱状図のサンプル（別ウィンドウで開きます。）
調査項目
- 調査ボーリング
- 標準貫入試験
- 不攪乱資料採取
- 物理探査（弾性波・音波探査・孔内検層・電気探査）
- サウンディング（静的貫入・動的貫入・スウェーデン・他）
- 土質試験（物理試験・力学試験・圧密試験）
- 原位置試験（孔内載荷・平板載荷・杭載荷・ブロックせん断）
- 地下水試験